日商簿記2級に向けて試験の対策を考える
こんにちは。いかがお過ごしでしょうか、皆さん。
もちろん勉強ですよね。僕も勉強とゲームと読書(ラノベ)しかしてないです。
ここ最近、ほぼ毎日勉強していたのですが、なぜか無職転生というものにハマってしまい、ここ4日間くらいは全く簿記に手を付けられませんでした。謎です。
試験直前になってなぜか娯楽に気をとられてしまうこの謎の病は何なのでしょうか。むかつきます。自業自得なのですけれども。
さて、今日(2021/02/27)の次の日です。日商簿記検定。
僕は日商簿記検定の2級を受験するのですが、この試験、無策で突っ込むのはかなり無謀です。少なくとも僕にとってはですが。
ちなみに
試験時間が120分で大問が計5つ。各20配点で70点以上を取れば晴れて合格です。
単純計算だと各設問で14点を取ればよいのですが、そう簡単にはいきません。いや行く人もいるんだろうけど。
ともかく。
僕のような余裕のない人には簿記2級を受けるうえでの対策、作戦が必要となるのです。
少し前置きが長くなりましたが、善は急げということで作戦会議を始めます。
簿記検定2級を合格するための作戦
作戦と銘打ちましたが、作戦が必要な程度の学習しかしていないと思うとなんだか悲しくなります。ツラ
自虐してないで対策を練ります。
まずはセオリーを確認してみましょう。
一般的な、というかセオリー通りで行けば
- 商業簿記、特に第3問は部分点狙い
- 工業簿記は満点を狙う
と、こんなところでしょうか。ちなみにググりました。
・・・
もうこれでいいんじゃねーか?
いや、実に正しい戦法ですよね。難問が出やすい商業簿記では部分点を稼ぎ、工業簿記で満点、高得点を安定させる。
シンプルで明快で効果的です。
しかし
はい、僕がググった結果を参考にしてください。ではわざわざ記事にする意味がありません。
試験前日という貴重な時間(笑)を削ってブログを書いているのです。もっと有意義でためになる情報を発信したいのです。
というわけでもう少し具体的に対策を考えつつ、僕なりの意見で上述した作戦を昇華させようと思います。ででん!
まずは商業簿記から
商業簿記の対策
先ほどは部分点を狙うと軽く説明しましたが、もうちょびっとばかし踏み込んで考えます。
そもそも商業簿記といっても第1~3問があるわけですから、そりゃあそれぞれ少しは違った対策というか、考え方が必要です。
でわでわ順に見ていきます。
第1問(仕訳)
第1問、仕訳問題です。4点×5問の計20点という配点。
なんだか仕訳問題はサクッと満点狙いみたいな考えをちらほら見かけます。
が
ここ、かなりの鬼門です。第3問と同程度以上には。
というのも仕訳問題、毎回1~2問ほどありえんくらい難しいの出してくるんです。テキストで見たことない勘定科目とかも余裕で出ます。(やめてくれ)
簡単なのもあるんですけどね?それ以上に難問を出すんじゃねえと、そう思うわけです。
そういうわけなので、第1問は3つ確実に正解するノリで行きましょう。4つ取れれば順調だと思いましょう。大切なのは割り切ることです。解き方がぱっと頭に浮かばなければ、その問題は最後に回すべきです。時間の目安は15分程度。
考えすぎて時間が足りなくなるのは絶対に避けるべきです。
と、思いました。
目指せ!12点以上!!そんな感じですかね
ハイ次!
第2問(いろいろ)
何とも言えないところですよね、第2問。
第1、第3と比べれば比較的満点は取りやすい…ハズです。うん
現金走査とか、銀行勘定調整表とかでればの話ですが。
有価証券・固定資産「よろしくニキ~wwwww」
こいつらが出たら低得点を覚悟しましょう。たいがい難しいです。
それと、時間が結構かかってしまうので部分点狙いに徹するべきだと思います。
答えられそうなとこはしっかり解いて、あとは放置!
時間は有限なのです。有意義に使いましょう。
目指せ!満点!
もしくは
短時間で部分点!難しいところは後回し!
ケースバイケースに立ち回ります。多分こんな感じでいいと思います。
でわネクスト!
第3問(精算表・財務諸表・本支店・連結)
さて、皆さん嫌いな第3問でございます。
ここはとにかく時間がかかります。基本的にどの問題がでても30~40分は見積もっていたほうが良いでしょう。
さて、目指す点数ですが、ここは満点を狙いに行ってもいいかと思います。
第1、第2をそこそこなスピードで駆け抜ける予定なので時間的余裕はあります。
加えて、テキストに載っていないレベルの問題は中々出ません。
炎上した回とかあるっぽいですが…
とはいえ、この問題も解けないことはないです。タイムテーブルを使った解法を十分に理解できていれば。
いや無理か
うーん。
ま、まぁこのレベルの問題はめったに出ませんし、従来レベルの問題であれば決算整理仕訳、連結修正仕訳をポカさない限り、高得点を狙いやすいハズです。
少なくとも、僕はそう思いました。時間はかかれど高得点は取りやすいだろうと。
というわけで第3問は
時間をかけてでも高得点狙い!!
これで行きます。
工業簿記の対策
第4,5問(工業簿記)
やってきました。工業簿記です。
費目計算、単純原価計算、工程別・級別・組別、標準、直接etc...
まぁ大量にありますよね。出題パターン。
とはいえ超難しいというか、鬼門となるような問題はありません。
BOX図とシュラッター図が書ければ9割がたの問題は解けるでしょう。
故にここで気を付けるべきはケアレスミスです。
先入先出と平均を間違える、電卓ミス、不利有利差異を混合するなどなど
原価計算の特性上、1つのミスが致命的になることが多いです。
ここを落とすとそれだけ商業簿記にしわ寄せがいくわけで…
やはり満点しかないように思います。
落ち着いて、ミスせず満点を狙う!!
当然っちゃ当然なのですが、すごく重要です。
と、そんなところでしょうか。
まとめ
なんだかんだで工業簿記は満点狙い、商業簿記は短時間で部分点を取る。
これが鉄板ですね。
問題を解く順番については、特にこだわる必要はないと思います。
順番よりも解けない問題はさっさと諦めてほかの問題にリソースを充てるほうが大切です。無理なものは無理と、切り捨てましょう。
満点を取る必要はないのですし、そもそも満点なんてほぼ無理だと思います。
最近の簿記は難化傾向にあるとよく聞きますし、商業簿記のどこかには鬼門が設置されていることが多いです。
自分なりに問題に優先順位をつけ、ケースバイケースで試験に臨みやしょう!
結局は自分次第ってやつですね( ´∀` )
それでは!